春爛漫という感じになってきましたので、春のフレンチコースを食べにまたもや「レストランコバヤシ」に行ってきました。
ヨーロッパの春のお皿には必ず登場する「ホワイトアスパラガス」が食べたい
日本人は古くから「春の皿には苦味をもれ」と言われていて、ふきのとうが登場しますよね。
ふきのとう この野草が雪の中から顔を出したら春です。
ひろっこ 雪の下に野蒜の子供達が顔を出したら春と感じるのは秋田県だそうです。
それぞれの地方に春を感じる料理が登場します。
フレンチではどうなのか?
ヨーロッパでは「ホワイトアスパラガス」が屋台で売られます。
街の至る所で「ホワイトアスパラガス」を販売する屋台が登場するのです。
どんなふうにホワイトアスパラガスを料理するのか?
ホワイトアスパラガスをグラタン皿に無塩バターを塗って、オーブンで焼きます。
その上にポーチドエッグを乗せて、チーズをかけて食べるのが一般的です。
目玉焼きを乗せる家庭もあります。
レストランコバヤシの春のランチコース
ホッキガイのポテトのサラダ 金柑風味
ホッキガイと金柑の相性が抜群でした。
野菜たちとのハーモニーも最高です。
うさぎとフォアグラのユール ソーテルヌワイン風味
大根のマリネとレーズンルッコラのソース
真ん中がフォアグラです。上の小さな部位が「うさぎ」です。
うさぎはジビエ料理の分類に入るのですが、春の季節にもよく食べます。
フォアグラののこうな味とうさぎの野生み溢れる味が最高です。
シェフのおすすめ鮮魚は「金目鯛」でした。
金目鯛の火入れが抜群です。
皮目はパリッと仕上げられていますが、金目鯛の身はミディアムレアという感じです。
金目鯛の独特の脂分にごま油を加えて和風に仕上げています。
ホワイトアスパラガスのポシェ クラッシュドエッグ
これが食べたくて、食べたくて寝れなかった。
まず、これがたまごなのと思うくらいに、衝撃的な美味しさ。
この火入れをどうやたらできるのか?
マヨネーズぽいといいえば、間違ってないけど
ビネガーの使い方がわからない。
真似して作ろうとチャレンジしても、このたまごの絶妙な火入れができない。
ということで、コバヤシシェフの技を食べにきてるのです。
今年も最高のホワイトアスパラガスでした。
左からスズキ、マコガレイ、金目鯛でした。
この野菜の煮込みですけど、さらにパクチーを加えて食べると最高のハーモニーなんです。
パクチーが苦手な人も好きになる一皿でした。
子羊の鞍下肉のローストです。
白く見えるのがニョッキ。
羊臭くない。
黒トリフのソースがマジでうまい。
でも、この段階でお腹が悲鳴を当てまして、美味しいのですが胃に入りません。
のんびり食べると入るのですね。
パンを食べきれなかったので、お持ち帰りにしました。
不思議ですよね。
お腹いっぱいでも、デザートは入るのです。
余裕です。
このクレープはオレンジリキュールを使って仕上げていて、中にカスタードクリームが包まれています。
熱々のクレープに冷たいアイスクリームです。
今回も大満足の春のランチコースはおひとり様1万円です。(税別)
皆さんもどうぞ。